BLEACHのアニメ


BLEACHとは

週刊少年ジャンプ集英社)にて2001年(36・37号合併号)から連載中のアクションと戦闘と主人公の黒崎一護(くろさき いちご)の成長が主体の漫画作品を原作として、テレビ東京系列21局ネットにて放送中のstudioぴえろ(現・ぴえろ)が制作を手がけ、2005年10月5日より始まり、現在まで原作のシリーズも含めて12シリーズ(計247話)を放送しているテレビアニメ作品。
ベストセレクションと銘打って2008年4月7日から2009年3月30日まで、アニメ530月曜枠において『BLEACH ベストセレクション』が放送されていましたが、ベストセレクションなので放送されなかった回も勿論あります。


死神代行篇から尸魂界救出篇(1話 - 63話)まではシリーズ構成の都合で、1シリーズ当り20話前後で構成されていましたが、その駆け足的な構成のお陰で原作コミックの発売を待たずに、ネタバレ同然の内容を放送しなければならない事態に陥る事が生じました。駆け足のお陰で、原作に追いつきストックが無くなりかけの状態になったのを契機に、アニメのオリジナルシリーズが随所で挿入され始めましたが、現在では構成の制約が無くなった様で大体原作に準拠する形で放映が続いています。
尸魂界救出篇を終えた所で最初のオリジナルのバウント篇、バウント・尸魂界強襲篇(計38話)が挿入され、ある程度原作のストックが出来たと思われるところで破面・出現篇、破面・虚圏潜入篇、破面・激闘篇(一部にアニメオリジナルの要素を含む)を放送するも、原作の進行があまりにも遅かったため、放送途中のシリーズのキリの良さそうな所で死神図鑑や次回予告を使用して大胆にも「大人の事情」と言い切り、再度オリジナルの新隊長天貝繍助篇(計22話)が放送されました。もうここまで来ると怖いものは何も無い…状態のようでほぼ力技で継続させている事態となりました。(この時は何故か見知らぬIPユーザーさんに説明を求められましたが、今となっては懐かしい思い出です。)
イマイチ締りの悪い終わり方をした新隊長天貝繍助篇でしたが、ここで再度原作に戻り破面・VS.死神篇と過去篇を放送するもまたもや原作に追いつきそうになったため、現在はオリジナルシリーズの斬魄刀異聞篇を放送中です。

オリジナルストーリでは、原作でスポットの当たりにくいキャラにも活躍の場が与えられ、戦闘の描写も基本的にはクオリティの高い状態をキープしているので全体的な視聴者の受けは良い模様で、師匠も219話はお気に入りらしいです。
その受けの良さを反映してか、ラジオも放送が開始され、劇場版が3本制作され、またオリジナルアニメも制作されミュージカルも上演されたりゲームやキャラソンCDなども発売されています。

放映開始当時は4:3の画面比率だったのに、「新隊長天貝繍助篇」より16:9のハイビジョンサイズに変更されています。そして悲しい事にアナログ放送ではレターボックス付き16:9ワイド放送に変更されてしまった。

放送開始当時は、火曜18:00 - 18:30に放送されていたが、52話からは時間帯だけが19:30 - 20:00に移動になりました。2006年4月からは同じ週刊少年ジャンプ連載中の銀魂のアニメ化に伴い、新たに火曜19時代に「火曜いージャン!!」と言う枠が新設される事になり後半へ組み込まれることになりましたが、銀魂はその独特のテンションと毒の多い作風からゴールデンで放送するにはいささか不向きであった為に半年で「火曜いージャン!!」枠は終焉を迎え、枠の廃止に伴い同年の10月から水曜19:26 - 19:55へと移動を余儀なくされました(銀魂は木曜18:00 - 18:30に移動し現在も同枠で放送中)。その後2年間枠の移動は免れていたが、視聴率と言う魔物には勝てずに、2008年10月の改変で都落ちとなり現在の放送時間である、火曜18:00 - 18:30へ移動となりました。